JADA|映画:コカコーラ・キッド_アボリジニと芸術

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アボリジニと芸術:映画

コカコーラ・キッド =The Coca-Cola Kid=

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凄腕営業マンがその音の方へと進んでいくと立派な髭を蓄えたアボリジニの男がディジュリドゥを吹く姿があった

2007

Q-Uexa

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STAFF+CAST

●スタッフ
製作:デヴィッド・ロー
監督:ドゥッシャン・マカヴェイエフ
脚本:フランク・ムアハウス
撮影:ディーン・ゼムラー
音楽:ウィリアム・モウツィイング 歌・演奏:ティム・フィン
衣装:テリー・ライアン

●キャスト
ベッカー………エリック・ロバーツ
テリー…………クレタ・スカッキ
マクドウェル男爵………ビル・ケアー
Mr.ジョー………スチーブ・ドット

1985年 豪 97分
発売元:(株)アスミック


 

映画アイコン映画:コカコーラ・キッド
=The Coca-Cola Kid=

=あらすじ・解説=コカコーラ・カンパニーのアメリカ本社からオーストラリアへ、その販売体制を立て直すためベッカーという男が派遣される。このベッカーという男は凄腕の営業マンでオーストラリアに入国してすぐコークのオフィスビルへ直行するあたり、かなりの仕事人間のようだ。

  • この映画のシーン1
  • この映画のシーン2

ベッカーがオーストラリアで仕事を始めた初日、オフィスで秘書のテリーと会話を交わしていると建物の外から、今まで聞いたことのない音が聞こえてくる。ベッカーが建物から出てその音の方へと進んでいくと、そこに立派な髭を蓄えたアボリジニの男が道から一段高くなっているところでディジュを吹く姿があった。ジョーという名らしい(スティーブ・ドットというアボリジニが演じているらしい)。ベッカーはこの国独特のこの音を販売促進の何かに使おうと企むのであった。

ベッカーはまず手始めに過去のセールスレポートをチェックする。そこでコークの売上ゼロの地域を見つける。会社の人間は砂漠かナショナルパークだろうと言うが、秘書のテリーがそこがどいうい土地かをよく知っていた。そしてそこはマクドウェル男爵の領地でしかも男爵は自家製のソフトドリンクを売っているという。ベッカーはこの土地でコークを売ろうと男爵の元へ行くのだが、そこからいろいろなトラブルがはじまっていく。。

  • この映画のシーン3
  • この映画のシーン4

アボリジニのジョーがディジュを吹いているシーンや、プロモーションのためジョーが他のミュージシャンとスタジオ入りするシーン、それにオーストラリアの大自然(どうやらブルーマウンテン付近らしい)など、見るべきシーンはいくつかあるとは思うが、全体に散漫な印象を受ける。また、物語が終わって迎える映画のエンディング、そこで流れる奇妙なテロップは一体何を意味するのだろうか。一度見はじめてしまった人は、このエンディングが終るまで見届けて下さい。(Q-Uexa)

(文・Q-Uexa)

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