はじめまして。若い頃ディジュに青春を捧げた(奪われた?)東京町田の43歳会社員です。
今回、わけあって、家宝級の煤竹ディジュを手放すことになりました。
130年モノの、本物の煤竹で制作した逸品です。色つやや縄目文様の美しさ、
仕上げ、鳴り、状態、すべてにおいて超A級です。2本あります。(絵付のものは非売品[参考]。後述。)
(1):D管;長さ116cm/太さ7cm 販売希望価格10万円。
(2):C管;長さ136cm/太さ7cm 販売希望価格12万円。
価格については応相談です。
この楽器は、私が27歳の時、縁有って長野の農家の方から、茅葺き屋根の構造材だった
130年モノの煤竹を入手。知人の制作名人に依頼して、逸品に仕上げてもらいました。
しかし仕事が忙しく、結局3回くらいしか吹けず、文字通り「家宝」として実家に保存してきました。
ところがこの夏父が倒れ、かつ自分も重症の肺炎で長期入院、3歳の娘も肺炎、嫁も肺炎と
ちょっと深刻にえらいことになってしまい、急遽金策に追われる日々です。旧知をたより、
JADAさんのご好意に甘えさせて頂き、ここに掲載させて頂いた次第です。
写真は3本ですが、絵付のものは、非売品で同じ制作者の技術の参考にのせました。
実はこれは孟宗竹製です。ユーカリそっくりに管体を削り込んで軽く、ペイント、鳴りも極めてよいです。
16年前制作で、さんざん吹きましたが、ヒビ、色落ちひとつありません。技術の高さがうかがえます。
値段については、本物の煤竹自体が入手困難な昨今の希少価値と、
当方の逼迫した事情もありますが、極力ご相談、ご事情に応じ頑張ります。
東京でお会いできる方は、実際手に取って吹いたりして頂けると思うのですが、
遠方の方はそのあたりもご相談させてください。
煤竹ディジュは130年プラス16年くらい「生きて」きたわけで、
きっとどこかご縁のある方のところへ行きたがっている、そんな気もします。
プロアマ問わず、本当に大事に響かせて頂ける方、どうぞよろしくおねがいします。
ご連絡お待ちもうしあげます。
堀内和啓 2011-10-03
siramada08@mail.goo.ne.jp