竹製打楽器　バリンビン　フィリピン　ルソン島　カリンガ族　ポンぴ〜シャカ

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⑱『フィリピン・ルソン島カリンガ族の竹製打楽器
バリンビン × ６本セット』
価格　¥9,900-　　PRB140801　　　(送料・税込み価格)
フィリピン・ルソン島北部の山岳部に暮らすカリンガ族に伝わる竹製打楽器バリンビン。複数で演奏すると楽器同士の倍音が共鳴しあってもう一つの音楽が聴こえてくるという不思議な楽器。これを本来の６本セットで販売いたします。
＊サイズ：長さ（小）約35〜40cm ×　直径約25mm
　　　　　　　（大）約45〜60cm ×　直径約40mm
＊サイズにはバラつきがありますので、大きいもの順にお出ししています。ご注文はお早めに。

◉バリンビンとは
女性が田畑に向かう道すがら、この楽器を鳴らすことで悪霊や蛇を追い払うことができるといわれています。農作業の合間に疲れを癒すためにも演奏される。悪霊を追い払い、善霊を招く手助けをする楽器とされているそうです。

◉バリンビンの演奏法

バリンビンはその名の通り竹をバリンと割ったらビ〜ンという音がした!という楽器です。下の図のように右手の親指で穴をふさぐように持ち、左手の手のひらの付け根≒「手根」?という固い部分に打ち付けて音を出します。打った時に右手の親指で穴を交互に開閉して音色を変えます。

これを６人で演奏します。下図の例のように、低い音１から高い音６までが輪になって、表○と裏□の交互に並んで、次に表裏の各グループ内で親指の穴の開閉のはじまりの分担を決めます。表裏は入れ替わりませんが、開閉は２打め以降、交互に替わります。
と一応決めてスタートしますが、途中で間違えても構いません。間違い＝変化と捉えると、それはそれで素敵な即興的アンサンブルだと言えます。組み合わせを変えたり、少しだけリズムを変えたりして、イマココだけのセッションを楽しみましょう。そしてバリンビンの最大の楽しみは倍音同士が共鳴し合って聴こえてくる「もうひとつの音」の連なりです。これはもはやこの世の音楽ではない、天空からのメッセージに耳を澄ませてみましょう。

Listen ! Sample#01 ＜要モダンブラウザ＞
＊6本のバリンビンでアンサンブルしたポンぴ〜の音です。聴いてみて下さい。

Audio

◉楽器製作者＝Alexくん（カリンガ族）
このバリンビンを製作してくれたのはカリンガ族のAlexくんです。彼はカリンガ族の伝統的な楽器の製作と演奏を継承する数少ない若手の伝承者です。かの地でも近代化の波は防ぎようもなく、伝統文化や昔ながらの生活様式が徐々に失われつつあるとのこと。そんな中、伝統を伝え、また新たな文化を創ってゆこうと活動しているAlexくん達を応援したいと思っています。
▼そのAlexくんが中心となってカリンガ族の伝統楽器を紹介している動画がYoutubeにありましたのでご紹介します。29分くらいからバリンビンが登場します。

◉取扱い・保管上の注意
竹製の楽器なので保管や取扱いにご注意下さい。特に乾燥によって変形や割れが生じ、音も鳴らなくなってしまうこともあります。ビニール袋などに入れて保管するなど乾燥にご注意下さい。また、直射日光にさらしたり、焚き火や暖房機の側に置いたりすることも避けて下さい。商品到着時の不具合はお取替するか返品が可能ですが、到着後の不具合などによる返品・取替はご勘弁下さい。

音の鳴りが悪い、あるいは鳴り過ぎるなどの不具合は、指穴の上にある竹で編んだ帯を少しだけ上下に動かすことで改善され鳴りが良くなることもあります。調整してみて下さい。

＊現在品切れのため注文を停止させていただいております。

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