例年より少し早く梅雨の季節がやってきました。お約束のように庭のアジサイの花もきれいに咲いています。

ここ数年、何かと記録づくめの妙な天候になってきています。これも地球温暖化の影響なのでしょうか? 地球のシステムがバランスを失い、変動の振幅が大きくなってきているようです。「なんか最近変ねぇ」といいながら、事態は刻一刻と悪化し、取り返しのつかないことになってきているのかもしれません。そうならないためにも僕ら一人ひとりがより「地球にやさしい生活」をするように心掛けていくしかないのでしょう。

で、とりあえず我が家のできることのひとつとして雨水貯水タンク、その名も「レインオアシス」をつけてみました。

○写真1:レインオアシス

雨樋(あまどい)を伝って流れる雨水を溜めるタンクで、100リットル入ります。取り入れ口のフィルターでろ過し、タンクの上にはフタが付いていて、ゴミやホコリが入らないようになってます。下の方には蛇口がついていて、使いやすくなってます。普段は庭の畑や植物の水やりなどに使っていますが、水不足の時や、「いざ」という時にも役に立つかもしれません(そうそう、「いざ」という時には、雨水だろうが風呂の水だろうがこれでろ過すれば大丈夫という優れもの浄水器「ハーレーII」も付けました。*一度塩素消毒する必要はありますが)。

雨の少ないオーストラリアでは、各家庭に巨大なタンクがあり、生活水をそれで賄っているのをよく目にしました。水の豊かな日本ですが、安心してはいられません。水も大切な資源のひとつですから、風呂の残り湯を洗濯に使うとか、食器などを洗う時に油物や汚れを紙でふいてから洗う(廃水もあまり汚れなくて済む)とか、歯磨きの時にはコップに水を入れて使うとか、普段から節水に心掛けるようにしています。水道代も節約できるし、水道水の使用量を減らせば無駄なダムも作らなくて済むかもしれません。まずはできることからはじめようと思います。(え)


■「レインオアシス」については、東洋化学株式会社まで。
■浄水器「ハーレーII」は、検索すればいろいろ出てきます。